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第5回 上棟式

投稿日/ 2017年11月13日

11月11日に上棟式を迎えました。

屋根の上がった新居のもとで上棟式を執り行いました。

雨も通り越してくれたので、夕暮れ前の晴天下で晴れやかな会とすることができました。

棟梁が祝詞を上げ、お施主様と共に家の四方と大黒柱をお祓いします。

上棟式の後は宴会といきたいところですが、私をはじめ、職人も車で来ておりますので、一杯飲むという訳にもいかず、飲み食いはなしで解散とさせていただくことが多いです。

この日も、私どもの都合で宴はなしでとお伝えしておりましたが、お施主様のお気遣いで、少しでも温まるようにと、豚汁、稲荷ずし、御赤飯、サンドイッチ、揚げ物等お食事もご用意いただき、料理のお上手な奥様の手作りという御心づかいに、一同、心と躰を温めていただきました。

さらにお酒のついた折詰もいただき、お土産いっぱい胸いっぱいで帰路につきました。(大工さんたちはこの後、日曜を挟むので、しっかりと雨養生をして帰路につきました。)

上棟を迎えるまでは一気に建物が立ち上がります。お施主様にとっては随分とあわただしく進む感じがあると思います。

この後の内部の造作になると基本的に棟梁ひとりとなり、じっくりと家づくりが進みます。仕上げとなる部分ですから、細心注意を払って造作し、養生し、傷付けないようにしていきます。設計士である私にも細かな納まりについて現場から相談が上がってきたりします。

お施主様には日本の住宅建築の緩急の妙を楽しんでもらえればと思いつつ、私自身にとっては良い建物になるという確信と、良い建物にしなければという決意を感じる日となりました。