現場リポート現場リポート

<< 曳舟の家の一覧に戻る >>

曳舟の家 第22回 完成見学会

投稿日/ 2017年8月12日

寒風吹きすさぶ2月から始まった曳舟の家もいよいよ完成となりました。

施主O様のご厚意により開催する完成見学会をもって現場リポートも終了となります。

 

まずは外観から。新防火地域といってもそこかしこに木の質感がいっぱいです。


左官の白いそとん壁、ガルバリウムの黒、木格子の生成り色。

植栽の緑が引き立つベーシックな色合いです。

玄関へのアプローチは小粒の洗い出しで勾配を緩く取り、段差を無くしました。

道路側に少し引くとO様邸からは東京スカイツリーが目の前に見えます。

道路と反対側の、冬場には限られた日照の前庭も夏の日中は燦々と陽が降り注ぎます。

室内から続くウッドデッキは段々で降りやすく。収納小屋とマッチングカラーで。

1階の外壁ラインがお隣の息子様宅とほぼ一緒でデッキを通じて関係性が見えます。

左手前にはレンガ造りのBBQコーナーが出来ました。

それでは、お住いの中へ参りましょう。

玄関の戸を開けるとカウンター式の下足入れと繋がる鏡付収納と開きの収納

拭き漆で仕上げた戸板が良いアクセントになり、玄関が引き締まっています。

廊下との仕切りは格子に透明樹脂を挟み込んだ引き建具で開け閉めできます。

1階の個室は勾配天井の広い空間に造り付けのヘッドサイド収納付カウンター。

枕元の障子は明るさを確保と同時に主要な通風口にもなります。

個室横には引き戸で繋がるウォークインクローゼットがあります。

ハンガーに吊るもの、小分けにして置くもの、反物の薄箱が入る様に考えられた収納。

事前のヒアリングを元に収納計画を綿密に積み上げてカタチにしました。

洗面脱衣室は桧基調にモザイクタイル貼り、造り付け収納に鏡貼り。

木のぬくもりと調湿性、を兼ね備えました。

トイレは杉の木目を活かした収納カウンターに自動水栓式の手洗い器。

便器前は300角のタイル貼りで板貼りの汚垂れシミを防止します。

掃除もし易いですしね。

キッチンはステンレストップに家具収納の造り付け。

対面カウンターは杉のハギ合わせ、向こうのサービスカウンターはオニグルミ材

(南会津ツアーで丸太から製材加工して造りました。)

細割りボーダーの青いタイルがアクセントです。

キッチンに続く、メインのリビングダイニング+吹抜け広間です。

この家の為に誂えたテーブルと椅子が自然と納まっていますね。

鉄骨の黒い階段で空間が引き締まりました。下部は書斎的空間に。

階段から吹抜けを昇って見下ろしの図。コーナーにペレットストーブが鎮座。

上部はサーキュレーション(気流を調節して夏冬を快適に過ごしていただきます)

ストーブは冬の日までお休みとなります。(点火テストでは十二分に暖かかったです。)

2階の個室は計画的に壁面収納を造り付けました。

見学会では打合せテーブルを置きましたがベッドや机の配置も設定済です。

壁に取り付けた雁行する棚はキャットウォークとしても活躍します。

猫ちゃんは駆け上がると小窓から外の様子が見る事が出来ます。

外開けの窓なので夏の熱排気の役割も担っています。

個室につながる納戸スペースは杉板貼りで釘やビスも後打ち可能なので自由に棚が付けられます。

以上、完成見学会で見ていただく主要なところをご案内いたしました。

お引き渡し前の見学会は2日開催しました。

ご予約頂いた方々に見て触れて、香って、感じていただく事が出来ました。

木を活かした住まいは永く住んでいく事でじわじわと良さが伝わります。

木が少しずつ焼けてアメ色に変わっても中島工務店とのお付き合いは続きます。

現場レポートを見ていただきありがとうございました。

 

また新たな出会いとご報告が出来ますように。

 

東京支店