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大人カッコイイ家 ★ FRP防水工事&躯体検査

投稿日/ 2017年4月4日

Vol.5

上棟が終わった現場では下地工事や防水工事が進んでいます。安心・安全な暮らしのためにとても重要ですが、お客様にとっては何の工事かわかりにくい段階かもしれません。今日はその中でも特に重要なFRP防水工事と上棟後の躯体検査の様子をご紹介します。

 

■ベランダFRP防水工事

2017年3月25日~27日

住宅にとって水は大敵。万が一、雨水が躯体(構造強度に関わる部分/基礎・土台・柱・耐力壁など)に浸入してしまったら 、腐朽やカビといった安全性や健康に関わる問題が生じることがあります。そうならないための様々な防水工事のひとつがベランダのFRP防水工事です。
FRPとは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)で、 強度・耐水性・耐久性・成型性などに優れていることから船舶・バスタブ・自動車・屋根材などに広く使用されています。FRP防水はそんな特性を防水分野に活かしたもので、ベランダにFRP防水を施すことにより雨水に強いのはもちろん、ガーデニングなど様々な用途に使えるようになります(参考:FRP防水材工業会)。

具体的には、防水用ポリエステル樹脂と防水用ガラスマットで防水層をつくります。こちらの写真が防水用ポリエステル樹脂と防水用ガラスマットを塗布したところ。所定の仕様になるまでしっかりと塗り重ねます。

 

皆さんがよくご存じなのはこの防水層の上にトップコートを塗った状態ですね。トップコートは紫外線などから防水層を守ってくれます。

 

きれいに仕上がりました!FRP防水工法は、その施工部分によっては放水の役割と同時に防火の役割も担っているので、防火構造の認定が不可欠です。

 

FRP防水のほかにも、住宅には様々な雨対策が必要です。例えば、土台水切は雨水が壁を伝って躯体に浸入するのを防ぐためのもの。

 

屋根先端の黒い部分を屋根唐草といいますが、唐草も軒先からの雨水の浸入を防ぐ役割があります。

 

 

■躯体検査

 2017年3月31日

この日はJIO(日本住宅保証検査機構)による躯体検査が実施されました。配筋検査に続く、第三者機関による2回目の検査です。柱や梁、筋交い、金物などが図面通りに施工されているかを検査員が細かくチェックしていきます。

 

 

内部も外部も厳しくチェックしてもらった結果、無事合格しました!
JIOの検査と同時に監理者による躯体検査も行います。 こちらも監理者が厳しい目でチェックしていきます。設計図と現場を照合し、耐力面材の種類や性能、その性能を満たすための釘の種類や間隔、必要強度の構造金物が設計図通り設置されているか等の検査を実施。こちらも合格です!

 

 

 

 

躯体検査も終わり、さらに造作工事が進んでいきます。 次回もお楽しみに!

 

設計・監理 小林尚長