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第6回 板金屋根の妙技

投稿日/ 2016年11月19日

我が家の屋根はガルバリウム鋼板の横葺きを採用しました。ガルバリウム鋼板はアルミニウムと亜鉛とシリコンから成る鋼板です。アルミニウムの特徴である耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性と、亜鉛の特徴である犠牲防食機能により、従来の鋼板よりも、さらに耐久性に優れています。採用理由は屋根を軽くして地震が起きた際の建物への影響を極力減らしたかったからです。

上棟式が終わった翌日に板金工事を担当する、㈱ライフメタル桂川の洞垣さんと奥田君が屋根の寸法を測りに来てくれました。
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採寸が終わった数日後、屋根の唐草をと取付けを行います。まず始めにケラバ部分の余分なルーフィングをカットします。
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カットが終わると捨て板を取り付けます。この捨て板は唐草を取り付けるときに重要な役割をします。
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次に役物となる唐草を取り付けます。唐草の断面はこんな感じです。下側の折り返しになっている所に捨て板がはまり込みます。こうすることで側面に釘を打つ必要が無くなり、見た目が良くなります。
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唐草の取付けが終わると下側から順番に伏せます。
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屋根に入母屋があり納まりが難しく苦労しました。

始めに下側の屋根を葺き上げ折り返しを造ります。こうすることで万が一侵入してきた水をシャットアウトすることが出来ます。次に妻部分の化粧野地板を張り上側の屋根を納めます。
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こんな感じに仕上がりました。
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残す工事も棟部分です。軒先から取り入れた新鮮な空気を棟部分で通気します。この通気は熱せられた屋根面からの熱を効率よく排熱するために設けます。
下地となる木材を取り付けます。
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取り付けた木材に水切りを取り付けて、通気部材を取り付けます。
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一通り取付けが終わると棟部分のルーフィングを切り、通気層を確保します。
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さらに下地の木材を取り付けます。手をかざすと暖かい空気の流れを感じました。通気の大切さを再確認できました。
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ルーフィングを敷いて棟笠木を伏せて完成です。
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次回、造作開始をレポートします。

住宅部 丹羽政雄。