☆中島工務店メールマガジン10月号☆ vol.52 2014年10月8日配信☆

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●2 季節の扉

御岳が噴火した。H26.9.27(土)AM11:53
この夏はずっと天候が悪くようやくこの十日間程良く晴れてその朝は絶好の秋の行楽日和だった。私も庭の秋明菊、秋海棠、秋桜(コスモス)をカメラに収めた。空気も澄んでとても鮮やかな秋の色が撮れた。正午から名古屋へ結婚式に出掛けて夕方式場でニュースを聞いた。
大勢の人が噴火に捲き込まれていると言う。心配だがそれ程ピンと来なかった。翌日木曽越峠を登り御岳に会った。白い噴煙が五ヶ所から上り真青な空の下ゆったりと座っていた。ヘリコプターの音が引っ切り無しにしていた。とても大勢の人が亡くなる大惨事が起っているとは思えなかった。しかし47人が亡くなりまだ不明者がいると言う。悲しい。情けない。遣る瀬無い。神様はどうしてこの日に噴火させたのか。山の大好きな連中が待ちにまってようやくこの秋晴れに登ったのに。どうして、何故、本当にと心を疑うような悲惨な事故がこんなにたくさん起るのだろうか。

 

中島 紀于代表取締役 中島 紀于
ブログ書いてます>>> http://norio.kinoie.in/



●3 森の不思議

新たに「本」になりました  (よみがえれ ふるさとの森林・発刊)

これまで「森の不思議」…環境と森と家づくりを考える…をテーマにして連載してきたこのメルマガを、編集社の勧めもあり冊子として再編集し、このほど出版することになりました。タイトルは、「よみがえれ ふるさとの森林」…林業再生の森林づくり…で、文芸社から10月15日全国の書店で発売となります。
すでにメルマガを読んでいただいた方々には、おなじみのテーマですが、森林・林業そして木材に寄せる筆者の熱き想いを書籍として再編集しました。
「今更森林や林業など」との思いもありますが、この夏、長野や広島で発生した土石流災害に見られるように、近年の異常気象による災害発生や、地球規模の環境破壊こそ、私たちが考えなければならない重要な課題であることからいえば、森林や林業を題材にすることは、むしろ「追い風」という見方さえあります。 
執筆はただ思うが儘に、その時そのときの話題などを綴ってきましたが、この機会を与えてくださったのは紛れもなく中島工務店であることは云うまでもありません。
何より、背中を押していただいたのは「文芸社」でした。私の原稿の作品講評は、編集社だからと評されるのかもしれませんが、私の文章に込める思いの全容を的確に網羅されております。(以下その概要)
●この文集、テーマは森と人、その関わりや家づくりについて。著者は、昭和40年林野庁に入庁し、平成9年に退職するまで、実際に自分の足で山野をかけめぐりながら森林に対する見識を深め、森林経営のあり方などを模索し続けたという。退職後は中島工務店総合研究所の所長に就任し、民間から日本の森林のあるべき姿、それに関わる後進の育成などに取り組み、その活動は中国における植林事業など海外にまで及んでいる。国土の多くを森林が占める日本において、現在のありよう、そして未来について考えることは、そのまま私たちの暮らす日本そのもの、ひいては私たち自身の生き方を考えることでもあるだろう。そのことを痛感させられる内容である。
●日本がこれまで森林といかに深い関わりを持ってきたか。本作からは、森林と人とのつながりの強さを窺うことができる。なかでも著者のまなざしは実際に自らの人生と深い関わりを持ってきた中部地方の森林に向けられている。「飛騨の匠」に言及した箇所などはその好例であろう。著者によると、古代の飛騨国には、7世紀後半に早くも律令政府に認められた伽藍や堂塔を擁する寺院が存在していたという。それは飛騨国が大陸からの文化をいち早く取り入れていたことを指し示しているが、その木造建築に関する技術を大胆に駆使して活躍した技術者こそ「飛騨の匠」とよばれている人たちであった。もちろんそれだけの優れた技術を磨くには、彼らの出身地に豊かな原材料がなければならない。ここからは飛騨国がいかに豊かな森林を有していたかという点に加え、現地の人たちがそれを巧に活用するすべを持っていたことも読み取れ、森林と人とのつきあいが、日本にあっては生活の基盤に据えられるべきものであったことがわかる。「神宮備林」では、古来人々が山に神聖さを感じてきたことも示唆されており、具体的な技術力と精神性の両面から森林と人との関わりについて考えようとする切り口が光っている。
●そのような森林との歴史的な関わりを踏まえているからこそ、著者は「「林業はこの先どうなりますか。」と問われるたびに、「これからが楽しみです。」と答えます」と前向きに答えられるのである。その背景には、”千年以上にわたって森林と深く関わってきた日本人であるからこそ、その関係はこれからも変わることがない”という確固たる信念が存在する。事実、著者によると、戦後に植林された1千万haにも及ぶ広大な人工林が、いよいよ収穫の時期を迎えているのだという。林業が斜陽傾向にある業種といっても、この固有の資源を活用しないままであるはずがなかろう。「木材を使う技術と新しい山づくりの技術、この技術者の養成こそ、いま必要なのです」という一文は、森林の現在を熟知する著者だから語り得たメッセージである。そしてこの言葉は、木匠塾の運営にも活かされていた。作中では塾生たちが地元の木材を使って茶堂を作り挙げたことが紹介されているが、「人々の心の休憩場所として営々と続いてきた茶堂」の建設からは、著者が木造建築に人と人の出会い、つながり、さらには安らぎといったものを求めていることが読み取れる。言い換えれば、希薄さが問題視されている人と人との関係の再構築と木造建築の復活とが、表裏一体の関係においてとらえられているのである。
●さらに著者のまなざしは、地域全体の再生にも向けられている。その代表的な箇所として「付知川流域丸ごと博物館」シリーズを挙げておこう。著者は、付知川の流域に数々の歴史遺産などが点在していることを指摘し、その流域のまちづくりを「エコミュージアム」の理念に基づいて行っていこうと主張している。その背景には「まちづくりのコンセプトは、自然と人間とが共生する生活空間を蘇らせ、自然資源や地域環境の保全、つまり地域景観の保全と地域文化の継承を第一にすべき」という考えが踏まえられているが、これは今後のまちづくりに必要な見識であり、こういった広い視野で自然と人との共生をとらえようとしている点にも、著者の見識の確かさが読み取れるのである。
以上が文芸社の評となっています。このような点に注目して、林業関係者はもとより全国の多くの方々に読んで戴けるなら、筆者としてこの上ない喜びです。

 

中川 護(中島工務店 総合研究所長 中川 護 )



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