☆中島工務店メールマガジン8月号☆ vol.50 2014年8月12日配信☆

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  • 1 中島工務店からのお知らせ
  • 2 季節の扉  〜代表取締役 中島 紀于〜
  • 3 森の不思議 〜中島工務店 総合研究所 中川護〜
  • 4 住宅豆知識

*⌒*⌒【 中島工務店からのお知らせ 】 ⌒*⌒*

●2 季節の扉

8月に入りました。梅雨が明ける前から次々と台風が襲来して各地に集中豪雨の被害が出ています。時間雨量100mmとか、24時間雨量1000mmとか、とても尋常でない事が起っています。地球の温暖化による事は明らかです。今からでもとにかく全世界の一人ひとりが真剣に取り組まねばなりません。戦争をやっている場合ではありません。サッカーに現を抜かしている時ではありません。
私達の住んでいる地球が壊れてしまったのでは元も子もありません。やれる事から今すぐ始めましょう。
渡合キャンプ場へ行って来ました。林道端には玉紫陽花(たまあじさい)が咲き始めていました。まだ小さい玉。もう大きくなって割れ始めた玉。すっかり割れて雌雄花(しゆうか)が輝いている花。きれいな紫色の花が咲き始めました。真夏の山道にはたくさんの玉紫陽花が咲き競います。

 

中島 紀于代表取締役 中島 紀于
ブログ書いてます>>> http://norio.kinoie.in/



●3 森の不思議

むらの観光、地域再生について 1(加子母と馬瀬)

ふるさと馬瀬(岐阜県下呂市)に帰って10数年になりました。帰郷してから未だに地域のことでは戸惑うことがあります。地域の人たちと意見が噛み合わず、特に地域振興や観光についての議論では、意見が異なることがあります。
さて、平成9年、帰郷当時の馬瀬の人口は約1600人でした。その小さな村 の観光資源を挙げれば、唯一、村を縦断するように流れる「清流馬瀬川」で、早い時期から鮎の放流が行われ、夏期には釣り客で賑わいましたが、釣り人の高齢化や年々不漁続きで釣り客は減少しています。
また、1億創生事業で温泉を採掘の後、多額の資金を投じて建設した温泉施設「美輝の里」の利用客(H25)は約7万4千人(宿泊客1万7千人)で、村全体の入込みの55%に当たります。平成8年の開業から20年が経過し、施設のメンテナンス、客単価の伸び悩み、日帰り客の減少等が課題となっています。
平成の合併以来、鮎のブランド化、日本で最も美しい村連合への加盟、フランスの地方自然公園を模倣した馬瀬地方自然公園活動など、長年続けられてきたむらの再生、観光開発の取組みは功を奏さず、人口減少が進んで限界集落も出るようになりました。そして平成25年度の人口は1,400人を割り込みました。
帰郷して早々に、数人のメンバーとともにNPO「馬瀬川プロデュース」を立ち上げました。活動は、清流馬瀬川をキーに、水環境をはじめ地域の環境保全、都市部の子供たちを受け入れ、自然体験をさせるなど都市と農村の交流を通じて地域の活性化を図ることです。清流を維持するために、県の環境管理団体の支援を受け、村内の住居の合併浄化槽整備100%の推進、水質の監視や清掃活動を実施しています。
活動のメインとなっているのは、自然や森林空間を利用した体験で、ヨーロッパ等で人気の森林アスレチック、名付けて「森のニンジャ」(森林の高所で、命綱を頼りに空中の障害物を超えていく、スリルあるフィールドアスレチック)のほか、鮎釣り、渓流(テンカラ)釣りなどの釣り体験(フィッシングアカデミー事業)、沢登り、自然観察等で、平成25年度には1万2千人の来場者がありました。また、活動体験しながら語学や日本の文化を学ぼうと海外からも毎年十数人が滞在型で訪れています。助成なしで手作りの施設整備ですから規模は小さく、地域の貢献までには至っていません。
昨年9月以降、馬瀬の観光づくりをテーマにした検討会議が開催され、私達も会議メンバーに加わっています。会議では、観光地域づくり事業体(DMC)を立ち上げ、市の施設運営を民間へ移行することを視野に、これまで継続してきたいくつかの活動を統合し、観光協会に一元化する方向で進められています。結果的に、私たちNPOが指定管理を受けていた施設も来年度から返上することになりました。
また、観光協会が主体となって、フランス発祥のエコミュージアムを模倣した「馬瀬里山ミュージアム」構想、さらに、これもまたフランスにおける地理的表示産品を核とした認証制度で、「味の景勝地」制度の日本版を補助事業で取り組もうとしています。内容は各種イベントの目白押しで、「地域にふさわしい事業を興そう」という提言をしても通じません。
一方、村から南東方向に約30数km離れた中津川市加子母と、その先の付知町や福岡町のいわゆる付知川流域は、馬瀬地域とは対照的で、元気な活動が展開されています。比較的人口減少は少なく、地域の森林・林業はじめ木材産業を通じた闊達な経済活動が継続されています。
先週、付知川の源流部「渡合」において「ランプの村」の開村式が行われました。これは、加子母むらづくり協議会が中心になって、かつて林野庁が整備していた野営場の再開発をめざしています。
現地は国有林で、私が20年以上前、付知営林署(現東濃森林管理署)に勤務した際、4億円を上回る予算を投じて治山堰堤、吊り橋、キャンプ場、遊歩道等を整備したところです。この地域は、国が自然休養林として国民に解放してきたエリアで、傷みが進んだ宿泊施設、遊歩道などの施設の改修を中島工務店が中心になって整備し、新装オープンとなったのです。
辺り一帯の森林は、自然豊かで、近くには明治時代よりも以前から存在したといわれる「渡合温泉」もあって、シーズンには多くのツーリストがマイカーや単車で訪れています。
開村したランプの村の特徴は、「電気がない」、「電話も通じない」ことです。宿泊すれば、自分たちで火をおこして食事を作り、トイレは雨水を利用した水洗トイレなど、現代社会からは大きくかけ離れた生活体験をしながら自然のなかで過ごす、まさにアウトドア、グリーンツーリズムの原点といえるものです。
また、別に、この夏も多くの学生らが加子母にやってきます。すでにキャンプ入りした大学もありますが、これは、私が高山に勤務していた頃に始めた「木匠塾」活動です。野麦峠の国有林内で開始して20年継続しています。
集まるのは、主として都市部の大学で建築学を目指す学生で、その規模は250名から300名に達しています。
毎年、地元の皆さんのリクエストで建造物の計画を立て、設計図を携えて集まり、建築組合の技術者の指導を受けて製作に取り組みます。滞在する期間中に木造建築を学びますが、単にものづくりを目指すだけではありません。木匠塾では多くのことを体験学習するのです。それは加子母地域の生活・文化をはじめ、重要な基幹産業である林業、木材産業そして農業など、加子母の生活そのものを学ぶのです。
いま、日本の大学では学ぶことができない木造建築はもとより、日本の将来を担う若者が、地域の人たちとともに農村社会の現場で身体をもって体験することを、最も大切にしているのです。
この活動が大きな成果を収めるようになったのは、単なる大学のサマーセミナーではなく、地域の木材産業など地元の住民と密接な連携があるからです。地域全体で木匠塾を支える活動システムが完成しているといえるのです。そして加子母の皆さんの幅広い一体感が強まったのです。
この加子母の2つの例をみても明らかなように、一部の地域の人たちや専門家によるものではなく、地域住民全員によって造り上げる村づくりなのです。
加子母の地域振興のあり方に比べ、馬瀬では、温泉やホテル経営という一部の専門職によって運営されてきた観光のあり方とは、大きく異なることが20年経過して明かになってきたのです。

中川 護(中島工務店 総合研究所長 中川 護 )



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