☆中島工務店メールマガジン7月号☆ vol.49 2014年7月17日配信☆

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  • 1 中島工務店からのお知らせ
  • 2 季節の扉  〜代表取締役 中島 紀于〜
  • 3 森の不思議 〜中島工務店 総合研究所 中川護〜
  • 4 住宅豆知識

*⌒*⌒【 中島工務店からのお知らせ 】 ⌒*⌒*

●2 季節の扉

7月に入りました。ホトトギスがホッチョカケタカと鳴き渡り、うぐいすも上手に鳴くようになりました。つばめも子供を育てています。
小あじさいが済んで山あじさい、つるあじさいが咲いています。梅雨が明けてかっと暑くなると玉あじさいが蕾を割ります。にいにい蝉と日暮し蝉が鳴き始めます。
ブラジルではサッカーのワールドカップで大騒ぎです。ひ弱い日本は早々に敗退でした。
イスラエル、シリア、イラクでは戦火が激しくなっています。民族と宗教が絡んでどうにもなりません。中国、韓国とも上手くゆきません。北朝鮮にすら手を焼いています。
集団的自衛権に夢中になっているより、国内の問題を一つづつ的確に解決してゆかないと国民の生活が行き詰まり国政が又々転換し混乱するのが目に見えています。政治も行政も現実を直視し堅実な歩みを一日も早く始めて欲しいと思うのは私だけでは無いと思うのですが。

 

中島 紀于代表取締役 中島 紀于
ブログ書いてます>>> http://norio.kinoie.in/



●3 森の不思議

「木材乾燥列車を走らせよう」  2

先日、私たちが進めている間伐材利用研究会のメンバーと、「トンネル利用に よる木材乾燥」について話しているうちに、レンガ製造にまで話が及びました。
それは、レンガを焼く方法に「トンネル窯」と呼ばれる連続式焼成窯があり、 連結された台車にレンガを積み込み、トンネルの中を移動する間に焼成される 仕組みがあるからです。
レンガは、粘土や頁岩、泥を型に入れて成形し窯で焼き固めて、あるいは圧縮 して作る建築材料です。今では鉄筋コンクリート構造の建築が主流となったことから、あまり目にすることはなくなりましたが、土の中に含まれる鉄分により赤褐色を呈した直方体の塊です。
レンガが建築材料として使用されるようになったのは古く、メソポタミア文明時代からだといわれ、粘土を成形して天日で乾燥させてつくる「日干しレンガ」で、中国では今でも農村部を通過しているとその光景を見かけます。
日本におけるレンガ造りは、明治時代の近代化とともにドイツの建築家らによってその技術が導入され、良質なレンガ製造が行われるようになりました。
レンガを構造材としてつくられた建物は、地震に弱いという難点があり、1923年の関東大震災では多くの被害が発生したことから敬遠されるようになり、今ではレンガ建築は小規模な建物を除いて激減しました。しかし、建材としてはレンガ風のタイルとして様々な種類の開発が進み、木造建築においても洋風の雰囲気を出すため、表面に貼り付ける等の利用が進んでいます。
レンガを焼く方法は、通常では、生のレンガを窯に入れて焼きあげ、熱が下がってからレンガを取り出し、また生のレンガを入れるという工程で、火を点けたり消したりを繰り返すものでした。そのうえ重量物のレンガを搬入・搬出などの移動が重労働であったり、窯を熱したり冷やしたりするのは熱効率がよくないことなどから研究・開発が進みました。日本国内では、「ホフマン窯」といわれる改良された方式が今でも遺構として残っています。この方式は、窯を環状(円形、楕円形等)に配置して、連続してレンガを製造できるようにしたもので、窯の内部に生のレンガを積み重ね、上部からコークスを入れて焼成し、一つの区画で焼き上がると次の区画に火を移して焼成を繰り返す方法で、連続工程によりレンガが大量に生産されるものでした。
そしてさらに、連続してレンガを焼く最も進んだ方法として、「トンネル窯」が出現しました。トンネル窯では、連結された台車にレンガを積み、トンネルの中を1時間に2〜3mのスピードで移動し、その間に焼き上がる仕組みになっています。トンネルの長さは、一般的には80〜100mで、余熱帯、焼成帯、冷却帯に分かれ、レンガを焼く廃熱を、焼成前の生レンガの乾燥に利用するなど熱効率も高く、冬期間でもレンガ製造が行われるようになりました。
さて、トンネルを利用して木材乾燥をしようというのは、この発想とよく似ており、トンネルを木材乾燥室に変えようという提案です。
木材乾燥の場合は、レンガを焼くような高温にすることは要求されません。レンガの焼成は、古くは800度程度で焼かれていましたが、その後1280〜1350度の高温で24時間かけて焼き上げられています。木材乾燥は、一定の時間は必要になるものの低温乾燥とすれば、トンネル構内を40〜65度程度に保って乾燥させる方法となります。
木材の乾燥には、屋外で陽光や風雨にさらしながらゆっくりと乾燥が進む「天然乾燥」のほかに「人工乾燥」の方法があります。人工乾燥の場合には、乾燥施設に入れて強制的に乾燥を進める低温乾燥、中温乾燥さらに高温乾燥があります。乾燥施設内の温度を高くする高温乾燥となれば、時間短縮というメリットはあるものの100度を超える温度で急激に水分を抜く方法であるため、木材にとって大きなストレスを与えることが考えられます。温度が高くなるに従って木肌の色つやが変化し、木質が限りなく炭化していくことになります。  
新トンネル完成で不要となった古い「賽の神トンネル」は、延長461m、幅員6mを有しており、この長くて広い空間内を台車に積み込んだ木材がゆっくり通過する間に乾燥が進めば大量に乾燥木材ができあがるのです。いわゆる低温乾燥(中温乾燥)方式の大型乾燥施設となるでしょう。
私の構想では、トンネル内に軌道を敷設し、乾燥方法に応じた室温温度を確保するための装置が必要となります。この装置には、農業用のビニールハウスを活用し、太陽熱によって暑くなったハウスをトンネルへの入構前に設置すれば、トンネル内は通風をよくするだけで十分な乾燥が進むと考えています。
台車に積まれた木材は、トンネルに入る前に低温・中温のビニールハウスエリアを通過してからトンネルに入るとすれば、高額の設備投資も避けられそうです。木材の乾燥は、コストがかかることから長年の課題となっています。
乾燥経費(木材の乗車賃)が安くて済む夢の乾燥列車に乗った木材が、東濃ヒノキ林業圏に出回る日は訪れるのでしょうか。

中川 護(中島工務店 総合研究所長 中川 護 )



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