☆中島工務店メールマガジン6月号☆ vol.48 2014年6月10日配信☆

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  • 1 中島工務店からのお知らせ
  • 2 季節の扉  〜代表取締役 中島 紀于〜
  • 3 森の不思議 〜中島工務店 総合研究所 中川護〜
  • 4 住宅豆知識

*⌒*⌒【 中島工務店からのお知らせ 】 ⌒*⌒*

●2 季節の扉

六月に入った。三十度以上の日が続くので草花達はあわてて花を開きあっと言う間に散ってしまう。五月下旬に「ほととぎす」が「ホッチョカケタカ」と鳴き渡り田植があちこちで始まると谷卯木(たにうつぎ)が道端の至る所で咲き乱れた。少し遅れて梅花卯木も咲き卯木も咲く。今は白とピンクの交った箱根卯木が咲き始めた。田植も済んで満々と水を湛えた田圃では稲が気持良さそうに風になびき蛙の大合唱が煩いくらいだ。鶯も負けじと鳴き渡る。えごのきの白い花が無数に開いて下から見ると大混雑だ。暮から寒さに耐えて冬を越しやっとの事で三月に入りほんの少しずつ水仙が芽を出しクロッカスの黄色の花を陽だまりに見つけて大喜びをした。それが五月の中頃から一気に暑くなってペースを乱してしまった。
もっとゆっくり少しづつすこしづつ暖かくなって花達がゆったりと花を咲かせられる春が欲しいと願うのは私だけでは無いと思うこの頃である。

 

中島 紀于代表取締役 中島 紀于
ブログ書いてます>>> http://norio.kinoie.in/



●3 森の不思議

「木材乾燥列車を走らせよう」 を再び 1 (夢の木材乾燥列車のその後)

今から20年ほど前、私は、加子母村と付知町(何れも現在は岐阜県中津川 市)をつなぐ国道257号線の古い「賽の神トンネル」内に「木材を満載した乾 燥列車を走らせよう」という夢を提案し、地元の若者たちと熱い議論を交わした ことがあります。夢の木材乾燥列車の話です。
森林が総面積の90数パーセントを占め、「東濃ヒノキ」発祥の地であるこの地域では、優良柱材生産を目標にして丹精込めて育ててきたヒノキの人工林が、本格的な収穫期を迎えるなかで、当時もその供給量が増大することが見込まれ、ヒノキ・スギの人工林を中心とした地域材の利用推進が重要な課題となって現在に至っています。
あれから20年が経過し、当該地域はもちろん全国の森林内容は一層充実しました。政府は、昨年暮れに林業の成長産業化を実現するため地域の活力プランをまとめ、森林資源を循環利用するよう新しい木材需要を創出すること、国産材の安定供給を図ること、地球環境・国土保全など森林の多面的機能の維持・向上の実現に向けて取り組むこととしました。
しかし、国産材の需要は、木材需要量の大宗を占める住宅建築が、今後の人口減少も大きく影響すると予測されるなど、住宅着工戸数の減少が危惧されることや、依然として木材価格が生産コストに比べて低水準にあるなど、木材需要量が大巾に増大することはなく、木材産業は勿論のこと森林・林業への意欲は減退の一途をたどっています。
中でも、木材利用のうえで第一の課題といえば、未だに克服されない「木材乾燥」問題です。当時は、急速に技術開発が進められ乾燥機や乾燥方法も一定の開発が進みました。その結果、木材利用においては、乾燥が十分でない木材を利用することは少なくなりましたが、それでも木材は、樹種や品質、伐採時期などによって含水量は様々で、これを一定水準の含水率まで減少、低下することは極めて難しくなっています。難しいというより、含水率を徹底すればするほど乾燥に長時間を要すること、経費が嵩むということになります。
弊社らが運営する「協同組合東濃ひのきの家」における木材乾燥経費は、1m3当たりスギは8,000〜10,000円、ヒノキは6,000〜7,000円(全国平均では7,500〜10,000円/m3:蒸気式・除湿式)を要し、乾燥費用が木材の価格に占める割合は、スギ14〜16%、ヒノキ7%以上に当たります。さらに、燃料高騰によって乾燥費用が増大することが懸念されています。
20年前、新しいトンネルの開通によって旧トンネルが道路としての役割を終え、遊休となったトンネルを「大型木材乾燥室」にしようと提案したのです。
遊休トンネルは、延長461m、幅員6m、高さ5.26m、コンクリート舗装で照明300ワットの水銀灯23基が設備されており、9年の歳月と総工費2億1千万円をかけて昭和41年に完成したものです。
トンネルを木材乾燥室に活用しようと考えたのは、木材の乾燥機を設備するためには、30m3 の容量の蒸気式で1,000〜1,200万円、高周波式4,500万円、燻煙式7,000万円等高額を要します。一方、このトンネル空間を利用すれば、直射日光を遮り、温度が一定に保たれているなど乾燥施設としての基礎的条件が整っており、原形のまま木材を搬入したとしても、除湿のための送風が可能となればそのまま木材乾燥は可能となるからです。
東濃ひのきの家では、現在2基4室(蒸気式:高温・中温乾燥)によって年間約1,300m3 乾燥しており、1回の処理量(容量)は、それぞれ20m3 、30m3 で、乾燥処理時間は、スギ材(梁・桁)1週間、ヒノキ材(板材等)5日間 を要しています。
しかし、入庫前の材の含水率は様々で、中には多量の水分を含んでいるものもあり、目標の含水率まで低下させるには、さらに乾燥期間を長くするほか、乾燥機から出材後しばらく倉庫で天然乾燥してから使用することも少なくありません。確実な乾燥を確保するためには、乾燥期間が長くなるなど、乾燥経費が嵩むこととなるのです。
より早く乾燥を確実にするために、原木丸太の状態で水分が少なくなるよう、樹木の伐採時期を10月以降の成長休止期にしたり、伐採時に枝払いをしないまま乾燥を促進する「葉枯らし」を実施したりしています。
こうした工夫や経験を生かした技術によってコスト高にはなるものの、乾燥した木材が供給されるようになりました。
私が着目したのは、トンネルという密閉空間を乾燥室として利用し、大量の木材を一度に乾燥させようと考えたのでした。重量物である木材を搬入・移動させる装置は、トンネル内に軌道を敷き、木材を満載した列車はトンネルの傾斜を利用してゆっくりと移動する間に乾燥が進み、トンネルの出口に向かって自走するという仕掛けです。このトンネルは付知町側から加子母に向けて2.5%の傾斜があり、自重で移動できるなど好都合となっているのです。
当時、トンネル内の環境を調査するため、木材を搬入して気温、風力、湿度、天然乾燥の程度などのプレテストを行いました。その後、この夢は実現されていません。超えられそうで超えられない木材乾燥を、コストをかけないで可能にする方法としてトンネルを利用できないものか。 
「夢の木材乾燥列車を走らせよう」を、再び呼びかけたいと思います。

中川 護(中島工務店 総合研究所長 中川 護 )



●4 住宅豆知識

「信州・ぎふ木材広域認証基準」と「長久手スタジオ」

中島工務店名古屋支店は、この度「長久手スタジオ」を併設してリニューアルオープンしました。「長久手スタジオ」は、私達が30余年に渡り取り組んできた東濃ひのきや長良すぎといった岐阜県産木材をふんだんに使った住宅展示場ですが、そこに今回新しい試みが加わりました。「信州・ぎふ木材広域認証基準」を満たした信州カラマツの利用です。

「信州・ぎふ木材広域認証基準」は、昨年7月に長野県と岐阜県が制定した制度で、木材の強度や乾燥等の性能をJAS相当の厳しい水準で両県が共通化した基準です。岐阜県産のヒノキやスギ、長野県産のカラマツと、両県の強みを組み合わせて販路を拡大する試みです。

「長久手スタジオ」の一角にあるクラフトショップ「木まま工房」では、柱・梁・母屋等の構造材に広域認証基準をクリアした信州カラマツと使用しています。その他にも床材や壁材、展示棚にも信州カラマを使用しており、ヒノキやスギとは違ったメリハリのある木目や色が店舗の内装を彩っています。


*クラフトショップ「木まま工房」の内観

(本社 中島 大地)

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