☆中島工務店メールマガジン5月号☆ vol.35 2013年5月10日配信☆

(※このメルマガはHTMLメールです。X印が出ている方は画面の上方のメニューバーをご覧ください。「ダウンロードする」や「画像を表示する」をクリックすると写真もご覧いただけます。)



*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*【 目 次 】⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*

>>バックナンバーはこちらのURLをクリックしてご覧下さい。

  • 1 中島工務店からのお知らせ
  • 2 季節の扉  〜代表取締役 中島 紀于〜
  • 3 森の不思議 〜中島工務店 総合研究所 中川護〜
  • 4 住宅豆知識

*⌒*⌒【 中島工務店からのお知らせ 】 ⌒*⌒*


●2 季節の扉

5月になりました。今朝も良く晴れて陽の光も強くとても気持の良い五月晴れ。でも気温は4℃と寒い。夜明けも早くなり5時にはすずめが鳴きます。その声を聞いて起きて6時半には家を出てプレカット工場へ歩いてゆきます。背を伸ばして両手を前後にしっかり振っていちにいさんいちにいさんと掛け声を出して威張って歩きます。太陽は東の山のずっと上に来ていて強い陽差しで私達を暖めてくれます。小鳥達もたくさんいます。すずめ、せきれい、やまがら、しじゅうから、もず、かわらひわ、つばめ、むくどり、ひよどり、はと、からす、とんび。もう大合唱。でもうぐいすが一番うまく鳴きます。
山桜も散って茶色の若葉になり、それも又きれいです。おおかめのきが桧林の中で白い可憐な花をたくさんつけてきれいです。黄いちごも真白な花を一杯つけています。しろもじは小さな黄色い花をたくさんつけて輝いています。30分程で工場へ到着。お茶を飲み乍ら皆んなと打合せをし又歩いて帰ります。
往きは下りで楽ですが帰りは登りなので結構息が弾みます。田掻のすんだ田圃に蛙の卵がありました。畔を下りて近寄ってみるともうお玉じゃくしになっています。小さなちいさなお玉じゃくしが数えきれない程たくさんいます。水が冷たいのかじっとして動きません。ぐっとカメラを近づけて撮りました。
それから又元気を出して北風に向って歩きます。たかおくんちの電柱にあけびが巻きついて小さな丸い薄紫の花をつけています。
ひろたかくんちの庭の海棠が白とピンクの花を風にゆらしています。保育園児がバス停に集ってきました。とても元気良く走りまわっています。帰りは1時間程かかりました。
気持良い汗をかいて、いろいろ写真をとって、風に吹かれて、とてもお金では買えないぜいたくな通勤でした。さあ今日も一日頑張るぞ。

 

中島 紀于代表取締役 中島 紀于
ブログ書いてます>>> http://norio.kinoie.in/



●3 森の不思議

森林と哲学 2  択伐と間伐

先日、中津川市加子母で操業が開始されて間もない「森の合板工場」を見学しました。この工場で製造される合板の原料に用いられている木材は、スギ、ヒノキ、カラマツの間伐材です。広いストックヤードには県内各地から搬入された間伐材が山積みされていました。「こんなに太くても間伐材ですか」という見学者の会話が耳に入ってきました。そうなのです。太さが30cmもありそうなスギ材が含まれていたからです。ところで、「間伐材で住宅を」といった話が浮上することがありますが、それは少し変です。私はこれらの一連の話が気になります。そもそも間伐とは何でしょう。もう一度原点に返って考える必要があります。森林を育てる場合には当然「生産目標」があります。その目標に達するまでに行われる保育のための伐採が間伐で、伐り出された木材は経級も細い材です。かつてこれらの間伐材は、あらゆる分野で利用され、最も細いものはテント棒にまで利用されました。そうした利用がなくなった現在では、森林内に放置されているのが目立ちます。このところ資源利用が見直され、遅まきながらバイオマスや集成材、合板等の利用が進んでいます。一方、森林が成長して柱材などの建築用材として生産目標に達すると「主伐」です。間伐材が主伐と同様に建築用材として利用できるなら、それは既に収穫期となっており、間伐ではなく主伐とするのが正しいでしょう。ある林業団体が作成した機関紙に「搬出間伐」というのがありました。林業用語にあったかと首をかしげました。また、「収入間伐」という表現がありますが、間伐材を販売して収入が得られた場合の表現です。これが都合の良い林業技術となっているのではないかと気になります。長期にわたり材価が低迷している中で、細い経級の間伐材が「価値がない」として切り捨てられ、建築用材となる主林木(収穫期まで残される木)まで間伐として伐採される状況があるのです。搬出間伐も、収入を目的とした便宜上の伐採手段になりはしないか。折角これまで造り上げてきた日本の1千万haの人工林が、収穫期には無残な形になるでしょう。路網整備等によって間伐等の作業を集約化し、資源として利用を高めようとする主旨から生まれた新語が、誤解を招くことになりはしないか。発信元と思われる「効率的かつ計画的な間伐の推進」図解・林野庁)が、その責めを負うことになるのでしょうか。そこで私の「択伐への誘導」の提案です。択伐は、森林から林木を収穫する場合、皆伐のように一度に伐採して収穫するのではなく、ほぼ毎年の成長量に相当する量を数年ごとにまとめて収穫する方法で、ヨーロッパにおいて20世紀初頭に多くのすぐれた理論と技術が生まれました。これは植林した日本の一斉人工林と異なり、主に天然林で研究が進みました。我が国においても、昭和初期に優れた択伐理論が発表されています。人工林は林木の成長に伴って密度が高まり、間伐によって適正な密度に調整します。この間伐も林齢が高くなってくると個体(立木)が大きくなります。収穫期を目前にして間伐の延長として伐採するのではなく、択伐作業法への誘導です。森林は、単に木材生産のみを目的に育成されるものではありません。まして森林のあらゆる部分が、恒続的に、しかも最高の生産能力を発揮する状態に導かれてこそ健全な森林と言えるのです。林業には、「択伐」という施業技術があり、人間が利用したい木材を、森林にとっても最も有効となるように収穫する方法がそれです。間伐と大きく異なるのは、抜き伐りすることによって次の森林を準備する「更新」作業が伴っていることです。間伐は保育の手段ですから、次の森林の用意はしませんが、択伐は、予備伐、下種伐、受光伐といって、次の森林が用意される更新作業を同時に併せて行うのです。岐阜県の今須地方では、古くから人工林の択伐が行われてきました。建築用材を1本伐採したらその跡に数本の苗木を植えるのです。また、林野庁に在職中、昭和48年(1973)に小川長洞国有林(岐阜県下呂市)で、明治20年代に植林されたヒノキ人工林を択伐し、林内に「樹下植栽」して次の森林づくりを試みました。当時は例がなかったのでこれを否定する声も多くありましたが、その後、樹下(下層)の造林木が成長し「複層林」ができました。このように、一斉人工林の場合であっても、長伐期になればなるほど森林内の立木の一部の伐採を「間伐」とするのではなく、択伐技術で高齢級の森林から生産される木材の正しい評価になると思うのです。中島工務店の建築に用いられる木材は、特に構造材では柱材等の生産を目標にして丹精込めて育てられた「東濃ヒノキ」が採用されています。50年以上の年輪を持った完成品のヒノキを大切にそして丁寧に使っています。

択伐と間伐

中川 護(中島工務店 総合研究所長 中川 護 )



●4 住宅豆知識

「低炭素建築物認定制度」とは?

2012年12月に施行された「都市の低炭素化の促進に関する法律」(別名エコまち法)に基づき、「低炭素建築物」の認定制度が始まりました。「低炭素建築物」とは、建設時や居住時の二酸化炭素の発生量を抑える建築物のことです。つまり"これからの省エネ住宅"と考えてもよいと思います。

「低炭素住宅認定制度」には、クリアしなければならない3つのポイントがあります。
(1) 外皮性能は次世代省エネルギー基準
(2) 一次エネルギー消費が次世代省エネ基準からマイナス10%以上となること
(3) その他低炭素に資する措置

外皮性能の算定は、従来の床面積当たりの熱損失係数(いわゆるQ値)に代わって、外皮面積当たりの熱損失係数(いわゆるU値)が用いられます。2020年にはこの「次世代省エネルギー基準」が義務化される予定です。

「一次エネルギー」とは、石油・石炭・天然ガス等の化石燃料、原子力の燃料であるウランなどのエネルギーのことです。これに対し、電気・ガソリン・灯油・都市ガス等、一次エネルギーを利用しやすいように変換・加工して得られるエネルギーのことを二次エネルギーと言い、私達が日常生活で使用するエネルギーは全て二次エネルギーです。

「その他低炭素に資する措置」は、以下の8項目から2項目を選択します。
 1. 節水に関する機器の採用
 2. 雨水や井戸水又は雑排水の利用
 3. HEMSまたはBEMSの設置
 4. 定置型の蓄電池の設置
 5. 緑化によるヒートアイランド対策
 6. 住宅劣化軽減対策
 7. 木造建築物
 8. 高炉セメント等の採用

それでは、「低炭素建築物」のメリットは?もちろん光熱費やCO2の排出量の削減は大きなメリットです。それ以外の優遇措置は?
(1) 住宅ローン減税の限度額拡大
(2) 登録免許税率引き下げ
(3) 建築確認での容積率緩和
(4) フラット35S・金利Aプランの適用

これらの優遇措置は「長期優良住宅」のそれと"ほぼ"同等です。それでは「長期優良住宅」との違いはなんでしょう?「長期優良住宅」は読んで字のごとく、長期にわたって優良住宅のことであり、構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、省エネルギー性にそれぞれの基準が定められています。対し「低炭素住宅」では、上記の通り省エネルギー性の基準のみです。

「中島とつくる家」はもともと木造建築ですので、「その他低炭素に資する措置」ではあと1項目の選択で済みます。節水型機器は従来型機器と比べそれほど割高ではありませんし、もう1項目の選択はさほど高いは―ドルではありません。つまり費用対効果では、住まい手さんの価値観にもよりますが、「長期優良住宅」よりも「低炭素住宅」の方が高いと言えます。


(本社 中島 大地)

○メール配信の解除、アドレスの変更はこちらからできます。
https://d.blayn.jp/bm/p/f/tf.php?id=npsg

※弊社に興味をお持ちいただけましたら、是非このメルマガを知り合いの方にもご紹介ください。

100年住める家づくり。
木の家を建てるなら、中島工務店にお任せください。

----------------------------------------------------------------------
発行元 株式会社中島工務店
会社ホームページ:http://www.npsg.co.jp
住宅部ホームページ:http://kinoie.in
社長ブログ:http://norio.kinoie.in/
社員リレーブログ:http://npskobe.exblog.jp/
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
□東京・新木場モデルハウス 〒136-0082 東京都江東区新木場1-1-1 TEL/03-3522-0333
□大阪彩都モデルハウス 〒562-0028 大阪府箕面市彩都粟生南1-16-29 TEL/072-726-2400
□名古屋ショールーム 〒480-1151 愛知県長久手市久保山1925 TEL/0574-62-6530
□可児モデルハウス(LITTLE KASHIMO) 〒509-0214 岐阜県可児市広見4-11 TEL/0574-62-6530
□中津川モデルハウス(SUN) 〒508-0011 岐阜県中津川市駒場字青木447-50 TEL/0573-62-3358
□かしもショールーム 〒508-0421 岐阜県中津川市加子母1361-25 TEL/0573-79-3958
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆本社 〒508-0412 岐阜県中津川市加子母1005番地 TEL/0573-79-3131
◆東京支店 〒136-0082 東京都江東区新木場3-4-10 TEL/03-3521-7773
◆関東社寺支店 〒333-0831 埼玉県川口市木曽呂727 TEL/048-290-7021
◆神戸支店 〒651-1101 兵庫県神戸市北区山田町小部字惣六畑山2番1 TEL/078-595-1838
◆名古屋支店 〒480-1151 愛知県長久手市久保山1925 TEL/0561-61-3301
◆中津川支店 〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林字西垣外230-1 TEL/0573-68-5785