☆中島工務店メールマガジン5月号☆ vol.11 2011年5月7日配信☆

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(^ ^) 山の木々もようやく芽吹き始めました。自然が一杯の加子母にぜひお越しください。

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  • 『芸術新潮』5月号より、「内田樹 実践的すまいづくり論」実況レポート不定期連載が始まりました。現在神戸支店で施工させていただいているお住まいです。 
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  • 弊社ホームページに東北だよりhttp://touhoku.kinoie.in/を新設しました。
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    ※ 定員に達しました。たくさんのお申込みありがとうございました。

*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*【 目 次 】⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*
  • 1 季節の扉  〜代表取締役 中島 紀于〜
  • 2 連載コラム  〜環境と森と家づくりを考える 中島工務店 総合研究所 中川護〜
  • 3 住宅Q&A
  • 4 住宅豆知識
  • 5 イベントのご案内
  • 6 イベント報告
  • 7 編集後記

●1 季節の扉

5月に入ったが暖かくならない。寒い日が続く。草や木は待ってもまっても来ない春にしびれを切らせて花を咲かせ始めた。桜は花が開き切る前に花びらを散らせ葉を出している。
毎年のパッと真白に咲き誇るあの満開の瞬間が見られなかった。寒さと雨と風とで一年に一番の染井吉野桜の晴れ姿が見られなかった 。原発問題もあり大変淋しい春である。
それでも我家の庭は小さな花達があちこちで咲き始めた。桜草は小さな手の掌を広げて5枚の花びらがしっかりと春を掴もうとしている。忘れな草は白と紫が辺り一面に咲き誇っている。スノードロップかと思いきやスノーフレークも可愛い小さな白い花をたくさんつけている。一人静もひとつだけ花開いた。
その隣に二輪草も夫婦なのか母子なのか大きな花と小さな蕾が一本の茎から二本の茎に分れて咲き始めた。もう少し暖かくなれば全ての花達が本当に元気になって大合唱を始めるのだが。本当の春が待ち遠しい。

  ホウサキ

中島 紀于代表取締役 中島 紀于
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●2 連載コラム

ヒノキのふるさとから/No.11 〜環境と森と家づくりを考える〜 
中島工務店 総合研究所長 中川 護

「東日本大震災と気仙大工」

史上最大の震度を記録した東日本大震災でも、この地方の木造住宅は倒壊しなかったが、残念ながら津波がそのすべてを押し流してしまいました。被災地となった東北地方には、古くから「気仙大工」といわれる木造建築集団がありました。私がはじめてこの地方を訪れたのは、木造建築技術のスペシャリストを養成する職業能力開発校「木匠塾」を開校して間もない平成14年の冬でした。気仙大工と呼ばれる方々から同様の学校づくりの相談を受けたからでした。気仙地方である岩手県の沿岸部は三陸海岸と呼ばれ、リアス式海岸が有名で、県の東南部の大船渡市や陸前高田市は漁業が盛んでしたが、今回の津波はこれらのすべてを飲み込んでしまいました。沿岸部に隣接する地域の背後に五葉山をはじめとする北上山地がひかえ、古くから林業も盛んで、特に当地の杉は有名で「気仙杉」と呼ばれています。気仙大工は、気仙地方(藩政期は伊達領)の大工のことで、江戸時代から出稼ぎを中心に、民家はもちろん社寺建築から建具細工もこなす多能な技術者集団でした。この地方は、山がそのまま海に落ちる地形のために田畑は少なく、また、寒冷な気候がたびたび飢饉を生みました。そのために手に職を持つ大工になり、明治以後も東北本線の開通により出稼ぎが広範囲になり、関東地方や北海道さらに全国にその足跡を残しています。この人達が新しい技術や工夫をこらし、独自性を重んじる気仙大工の気風が徐々につくり上げられていったといわれています。岐阜県の飛騨の匠(次回以降に記述)が、古く平安京や平城京を造ったように、気仙大工は江戸の街を造ったともいわれています。私を当時案内していただいた住宅は、本屋は扇垂木(おおぎたるき)の船がい(せがい)造り、意匠を凝らした戸袋や欄間など、この地方独特の特徴があり、屋敷内にある文庫蔵は、大工と共に歩んだ左官屋さんの「気仙壁」技術を凝らしたものでした。船がいは、軒を長く出すための工夫で、船べりから梁を突き出す様に似ていることからそう呼ばれるようになったと、建築を知らない私は丁寧な説明を受けました。この地域では入母屋、船がいづくりが最高の造りとされ、こうした気仙大工といわれる人々によって造り上げられてきた建築文化が、無残にも瓦礫と化した状況がテレビに映し出されると、耐えられません。そして新たな復興がすでに始まりました。豊富な地域材のスギを伐採し、これを使った仮設住宅が気仙大工の手によって建てられているのです。問題は、津波が及ばない高台の土地の確保です。昔は、経験あるいは口伝えで災害に弱い場所を知っていたが、1960年代ごろから、昔は住まなかった場所にも家を建てるようになったと、阪神・淡路大震災の被災地を調査した高橋学立命館大教授の実感を当時の新聞が報じました。また、今回、森浩一同志社大学名誉教授は、縄文人は、日常生活に多少の不便があっても、生命と財産を守るため高台に住み、海岸は魚、貝、海藻や網の干場として使いわけ、海岸に住まなかったと書かれています。私たち日本人は、戦災復興、阪神・淡路災害復興などをそれぞれ乗り越えた教訓を持っていますが、それよりもさらに、太古の賢明さと、磨かれた技術を駆使して、気仙大工の底力を発揮されるだろうと信じています。

●中川 護 プロフィール
(株式会社中島工務店 総合研究所長)(職業能力開発校 木匠塾 事務局長)

中川 護 昭和17年岐阜県下呂市(旧馬瀬村)生まれ。昭和40年名古屋営林局(現中部森林管理局名古屋事務所)計画課に入庁。 若い時代には、国有林の森林調査のため自分の足で歩き、主として国有林の長期計画樹立を担当。この間、業務の傍ら林学、森林経理学等を独学で学び、森林の伐採方法を「皆伐から択伐」に転換するなど、生産重視の効率的な森林の取り扱いから、森林の持つ公益的機能を生かす森林経営へ転換に取り組む。 平成5年4月以降付知営林署長、名古屋営林支局森林活用課長を歴任し、平成9年8月に林野庁を退職。 その後、株式会社中島工務店総合研究所長として勤務し、平成13年4月木造建築のスペシャリストを養成する職業能力開発校「木匠塾」を設立、同法人の事務局長を兼任し現在に至る。


●3 住宅 Q&A

Q.大きな地震の後の点検補修方法の注意点は?

A.
3月11日の東日本大震災、東京・神奈川・千葉・埼玉は地域により震度5強−6弱を観測しました。お施主様の住宅、お寺さんでも棟瓦や壁が落ちたりといった被害があり、今回は通常の定期点検項目に準じて主に下記のような点検を行いました。
1、安全に留意し専門知識を持って行う。
2、壁や床、天井などの各部位の割れや浮きを点検する。
3、ドアの建て付け、柱の建て起しをレーザーレベル等で点検する。
4、水廻りの設備・配管の割れや緩みを点検する。
2について、壁の四隅の割れがよく見られました。強い力のかかった所ほど損傷が酷くなっています。東京のお施主様宅では筋交い金物のビスが強く効いたことで、柱に割裂を引き起こしていました。ダメージの蓄積は耐力の低下を招きますので、仕上材の損傷の酷い壁が耐力壁になっている場合には、仕上げを補修するだけではなく隠蔽部の構造の点検・補強もお勧めします。3については戸車の破損、クレセントの破損等が多々ありました。また、不正形な間取りや吹抜けを持つ建物ほど建て付け・建て起しが悪くなっている傾向がありました。 4については、リフォームをさせて頂いたマンションのお客様で、区分所有内の給湯配管が割れて室内の床全てが水浸しとなった例がありました。停電・断水・ガスの不通が起きた後には、復旧させる前もしくは復旧させる時に、しっかりと配管・配線等の点検を行う必要があります。特に液状化の被害が出た地域では敷地外の下水本管が損傷していて詰まっていることもあります。 尚、今回の地震災害を受けて地震保険に入っていたのに、構造に関わる事柄しか対象にならないなど、現実的には使えないというお話を度々聞きました。地震保険の補償範囲や免責事項の確認をお勧めします。
(東京支店 淺井 晃)

●4 住宅豆知識

住宅から少し離れますが、高校物理の復習です。気象庁や携帯の緊急地震速報は地震の起こす二種類の揺れの速さの違いを利用して提供されています。地震ではP波と呼ばれる初期微動(カタカタとした縦揺れ、秒速7km)とS波と呼ばれる主要動(グラグラとした横揺れ、秒速4km)の伝わる早さの違いを利用して、震源に近い地点でのP波の観測に基づき予測を行い、より早い通信回線を使用して予想地域に情報を伝達しています。現場で高所作業中にエリアメールが鳴れば避難行動に移れますし、揺れを感じても仮に携帯が鳴っていなければより落ち着いて揺れに対処できます。但し、直下型にこの仕組みは間に合いませんので普段からの安全意識が重要です。尚、このエリアメールによる緊急地震速報はi-mode契約をしていなくても受け取れますが、個別に携帯端末での設定が必要です。念のためご自分の携帯の設定確認をお勧めします。
(東京支店 淺井 晃)

●5 イベントのご案内

●6 イベント報告

4月9日・10日に開催致しました「愛宕Arkオープンハウス」には、両日合わせ延べ95組217名のお客様にご来場頂き、大盛況に終わる事ができました。

春の小雨が降る土曜日から始まったオープンハウス。午後からは暖かい太陽の光が差し込み、日曜日にはお祭りの神輿が登場。 様々な部分で春を感じられる2日間となりました。ご来場のお客様からはたくさんのうれしくありがたいお言葉を頂戴致しました。 そして何よりも、このイベントの機会を提供下さいました住まい手様にはこの場を借り、心より御礼申し上げます。 ありがとうございました。 今後も随時オープンハウスや各種イベントを開催予定です。 どうぞご期待下さい。

(本社 細江彰吾)

4月24日(日)に「家づくり寺子屋 −木工事編−」を開催いたしました。

今回は、神戸方面の趣向の異なる2物件と、舞子公園の旧武藤邸を 見学して頂きました。 積極的にご質問も頂き、充実した見学会だったのではないかと思います。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
(大阪彩都営業所 今井清隆)

●7 編集後記

実は昨年末、家を建てました。もちろん中島工務店です。家といっても離れですので小さな家ですが念願の薪ストーブも付けました。今冬は家の柱の端材を薪として使えたのですが、来冬はありません。ということで、この連休は薪小屋作りに挑戦しました。家を作る時、昼休みになるたびに工事現場を見に行っていましたので、小屋ぐらいなら簡単に作れるかなと思ったのですが、、、、、。出来あがってみると、組み合わせ部分に1cmぐらいの隙間があったり、ちょっと傾いていたり、当たり前ですがなかなか大工さんのようには作れません。それでも高さ2m、幅3.8mの薪小屋が無事完成しました。多分倒れません。薪ストーブをお考えのお客様がみえましたら、ご案内いたしますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。

(メールマガジン担当 中島 純)




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