☆中島工務店メールマガジン4月号☆ vol.10 2011年4月7日配信☆

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3月11日に発生しました東日本大震災におきまして、被害に遭われました皆様に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。また、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

*⌒*⌒【 中島工務店からのお知らせ 】イベントの詳細は下の方をご覧ください ⌒*⌒*


*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*【 目 次 】⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*
  • 1 季節の扉  〜代表取締役 中島 紀于〜
  • 2 連載コラム  〜環境と森と家づくりを考える 中島工務店 総合研究所 中川護〜
  • 3 住宅Q&A
  • 4 住宅豆知識
  • 5 イベント報告
  • 6 編集後記

●1 季節の扉
4月に入った。我家の庭にもようやく春の強い陽差しを待っていたかの様に花達が咲き始めた。春一番の福寿草は去年まであったのに今年は消えてしまって心配していたら一輪だけ小さなちいさな花を咲かせた。とても可愛い。クロッカスはまず初めに黄、それから白、そして最後に紫が今咲き誇っている。  
雪割草も小さな花びらをうすいピンク色に染めて今が盛りだ。クリスマスローズも雪の下でずっと耐えていたがようやく蕾を開いた。
白と紫が咲いている。ずっとずっと雪の下で耐えていたのを写真に撮ってきたので何ともいじらしい。3月11日東日本に大震災があり津波と原発で大勢の人達が大変辛い目にあっている。こんな時こそもっと暖かくなってくれたら良いのにと思う。寒い避難所で灯油も無くて凍えている人達を思うとたまらない。天の神様、早く暖かい春にして下さい。
余震を無くして下さい。原発を治めて下さいと祈らずには居られない。
  ホウサキ

中島 紀于代表取締役 中島 紀于
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●2 連載コラム

ヒノキのふるさとから/No.10 〜環境と森と家づくりを考える〜 
中島工務店 総合研究所長 中川 護

「ヒノキ林と森林土壌について」

今回は、ヒノキが育つ地域の森林土壌について触れてみます。世界の先進国では、早くから土壌の研究が進みましたが、日本では、昭和22年に始まった国有林での土壌調査や、その後の民有林の適地適木調査が始まりといえます。私が森林土壌を本格的に教わったのは、昭和42年の段戸国有林での森林調査でした。気候、標高、土壌などの自然環境が森林の成長にどれほど影響しているか、腕が痛くなるほど地面に穴を掘ってその状態を詳しく調べ、土壌断面をノートにスケッチし写真に収めました。こうした森林土壌の調べ方は、農林水産省林業試験場の要領によるもので、その後も多くの研究者によって専門分野の検討が加えられました。国民の森林に対する関心が高まり、森林が木材生産だけでなく水源涵養など多くの機能を有し、その機能の発揮に森林土壌が大きく関わることが広く知られるようになりました。森林土壌が、雨水を長い時間を経てゆっくり流し出すこと(水量平準化)や美しい水に変える働き(水質良化)は水源涵養機能として最も重要視されています。森林に降った雨は、葉や枝、樹幹を伝わって土壌に吸い込まれ、落ち葉などでできた表層から土壌中の大小様々な孔隙を通って散らばり、濾過されて徐々に流れ出します。土壌調査では、落葉層の発達状態、その真下にある植物の生育に必要な腐食が染み込んだA層の厚さやその状態、構造などを調べます。土壌のタイプによって樹木の生長や森林の働きも大きく左右するのです。それでは、ヒノキの郷土といわれる地域の自然条件や土壌について見てみましょう。乗鞍岳から始まって日影平山、位山を経て川上岳へと続く位山分水嶺があります。この分水嶺は、南北に日本海側と太平洋側に分ける地形線をなし、同時に木曽ヒノキの生育地帯の境界線でもあって、太平洋側にヒノキが生育しています。河川は、東から西へ流れる木曽川とこれに合流する付知川と飛騨川があります。こうしたヒノキの郷土は、表日本型の気候で、年平均気温は12℃前後、年降水量は、1,780〜3,000mmを超える低温多雨域で、夏に雨が多く冬に乾燥し積雪量が少ないという条件がヒノキの生育に適しているのです。母岩は、大半が濃飛流紋岩で、風化しにくく、水を含むと科学的に風化します。粘土質の土壌が生成され、保水力はあるが土層は浅くなっています。土壌は緊密で、通気性、透水性が悪く、根が地中に深く入り込む深根性のスギは生育しにくく、ヒノキは浅根性であるため、浅い土壌とともに岩を抱えるようにして生育しています。この地域にはヒノキが多く植林されているのもそうした理由と言えます。さらに土壌的な特徴として、ポドゾル・弱ポドゾル化土壌が出現します。ポドゾルは、有機酸や表層還元という作用で鉄が失われ灰白色の溶脱層が現れ、植物の生育のネックになります。また、一般的な褐色土壌ではなく、暗色系褐色森林土(dBD型)も出現します。これらは寒冷多湿の気候条件下にできやすく、こうした環境にヒノキが住んでいるのです。

●中川 護 プロフィール
(株式会社中島工務店 総合研究所長)(職業能力開発校 木匠塾 事務局長)

中川 護 昭和17年岐阜県下呂市(旧馬瀬村)生まれ。昭和40年名古屋営林局(現中部森林管理局名古屋事務所)計画課に入庁。 若い時代には、国有林の森林調査のため自分の足で歩き、主として国有林の長期計画樹立を担当。この間、業務の傍ら林学、森林経理学等を独学で学び、森林の伐採方法を「皆伐から択伐」に転換するなど、生産重視の効率的な森林の取り扱いから、森林の持つ公益的機能を生かす森林経営へ転換に取り組む。 平成5年4月以降付知営林署長、名古屋営林支局森林活用課長を歴任し、平成9年8月に林野庁を退職。 その後、株式会社中島工務店総合研究所長として勤務し、平成13年4月木造建築のスペシャリストを養成する職業能力開発校「木匠塾」を設立、同法人の事務局長を兼任し現在に至る。


●3 住宅 Q&A

Q.町の中で軒裏に木を使いたいのですが?

A.
敷地には「防火地域」「準防火地域」「防火指定なし」のいずれかの指定があります。これは、市街地における火災の危険を防止するために、都市計画法に基づいて定められた地域で、それぞれ建物の構造を規制しています。「防火地域」では木造住宅を建築することができませんので、木造住宅をお考えの場合は「防火地域」以外で建築することとなります。「準防火地域」で建築する場合は、延焼のおそれのある範囲の外壁や軒裏などを、防火基準に適合する建材や構造にしなければなりません。一般的には指定の厚み以上のケイ酸カルシウム板(ケイカル板)や窯業系サイディング等の建材を採用する場合が多く、厚みが12mm程度の通常の板張りを採用することは出来ません。しかし平成16年に施行された『垂木・野地板あらわし軒裏の告示』では、厚みが30mm以上の野地板と45mm以上の面戸板を採用したものを防火構造と認め、準防火地域でも和風建築の軒裏のように垂木(たるき)や野地板といった木部を仕上げとして露出する「化粧軒裏」にすることが可能になりました。
(本社建築部 小林 尚長)

●4 住宅豆知識

『住宅の内装制限の合理化について』

従来、ガスコンロなどの『加熱調理機器』が設置された住宅のキッチンは『火気使用室』と定義され、建築基準法で準不燃以上の不燃材料で仕上ることが義務付けられてきました。これを『内装制限』と言い、この内装制限をクリアするためにIHヒーターを採用したり、キッチンを高さ50cm以上の垂れ壁で区画したり、またはオープンキッチンの場合にはダイニングやリビング空間まで準不燃材料で仕上るよう定められていました。したがって、昨今の住まい造りでは主流の開放的なキッチン空間やLDK全体を一つの大空間にして板張りとしたい場合は、この規制が"厄介者"になっていたということです。平成21年4月1日に『準不燃材料でした内装の仕上げに準ずる仕上げを定める告示』として、住宅における火気使用室の内装制限に係る規定の合理化が図られました。これにより、一戸建ての住宅の火気使用室の一部にも、一定の措置をすれば壁や天井の仕上げに木材を使用することができるようになったのです。具体的には、コンロ周辺に不燃材料による内装強化や遮熱板を設置することで、それ以外の部分については木材や難燃材料による内装を許容したということです。この合理化規定は、私達中島工務店の家造りにとって大きな好転ですが、実際には非常に細かな基準が定められていて、採用された設計はまだまだ少ないのが現状です。また、確認検査機関や行政の担当窓口でも見解が統一されていないのも困りもので、その都度問い合わせをして確認する必要があります。詳細については弊社設計士にお問い合わせください。
(本社建築部 小林 尚長)

●5 イベント報告

「第5回関西ひのわ会総会」へのご参加ありがとうございました。

3月13日(日)に「第5回関西ひのわ会総会」が開催されました。「関西ひのわ会」は、当社で家を建てて頂いたお客様から、こうした会を通してメンテナンスにおける正直なご意見を戴きながら末永くお付合いが出来る様にと、つくられた会です。当日は足りない部分もあったかとは思いますが、160名を超えるご参加を頂きました。今回は東北地方太平洋沖地震があり、開催の見送りも検討しましたが、参加される方々の多くが阪神大震災のかつての被災者であったことを配慮し、内容を変更の上で開催に至りました。その結果、横の繋がりをより深めることのできる会となりました。この震災で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げるとともに、東北の皆様の1日も早い復興を心より願っております。
(神戸支店 一同)

LITTLE KASHIMO一周年感謝祭を開催しました!

時が経つのは早いもので、可児のモデルハウス「LITTLE KASHIMO」がオープンして1年。3月27日(日)に一周年感謝祭を開催しました。弊社で施工させていただいた家の中部地区の住まい手様を招待し、子供から大人まで楽しんで頂きたいと思い企画チームが一丸となって準備をしてきました。当日は50組108名のお客様にご来場いただき、感謝祭は大成功! 加子母山村芸術工房からアーティストをお招きして行ったミニコンサートや似顔絵コーナー、ネイルアートも大盛況! 餅つきでは子供たちも頑張って杵をふり餅をつきました。つきたてのお餅はきなこ・あんこ・ゴマをまぶして皆さんに振舞われました。東北地方太平洋沖大地震の被災者の方への義援金も沢山集まりました。ありがとうございました。懐かしいお施主様と久々に会話ができました。来年も開催したいと思いますので、今年参加できなかった皆さま、来年二周年感謝祭にてお待ちしております。 当日の様子は下記のページでご覧いただけます。 http://www.npsg.co.jp/movies/movie/etc.html

●6 編集後記

今年の初めに、厄年の旅行で座禅体験をしてきました。「座禅中は何も考えず、無心になって下さい」と和尚様に言われ30分程座禅したのですが、どうして無心になることがいい事なのか???とそればかり考えてしまいました。 せっかくだからと思い、自ら合掌して警策(パシッと肩を叩く)もお願いしましたが何かひらめくわけでもなく。
座禅終了後、和尚様がおっしゃるには、「お腹が減って死にそうなとき、冷蔵庫に1日賞味期限が切れたおにぎりを見つけたら、感謝し喜んで美味しくいただくでしょう。しかし御馳走を食べてお腹いっぱいの時それを見つけても感謝するどころか捨ててしまうかもしれません。つまり、【1日賞味期限が切れたおにぎりがある】といった現象は同じだが、それをどう感じるかは自分の我、煩悩が決めているのです。 だからこそ、無心になり我を捨てて真実を見ようとすることが大切なのです」と。
今、日本全体が不安で一杯ですが、こういった時こそ、それが必要なのかもしれません。

(メールマガジン担当 中島 純)




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